日本で有名な3インチミニカーの歴史

今回は、日本で有名なミニカーってメーカーによって何が違うのか?という話題です。

 

有名なミニカーメーカーと言ってもたくさん存在する為、今回はトミカホットウィール・マッチボックスに絞って違いを見ていこうかと思います。

 

まずは各メーカーの歴史から見ていきましょう。

 

・マッチボックス

マッチボックスは1953年から始まった3インチミニカーのブランドです。

ホットウィールトミカ等の3インチミニカーの誕生に影響を与える事になったメーカーでもありますね。

創設者の子供が学校に玩具を持って行く時に「マッチ箱に入る大きさまでなら持ってきても良い」という制限が学校側にはあったらしく、その制限に合わせて開発されてのが経緯らしいです。

1953年にイギリスの「レズニー」というメーカーから始まり1997年にマテルが買収したらしいです。

 

 

ホットウィール

1960年代後半に女の子向け玩具のジャンルでバービー人形が大成功を収めていたマテル社は、男の子向けのミニカーを企画していた。3インチミニカーでは、レズニー社の「マッチボックス」が圧倒的なシェアを誇り、そのヨーロッパの老舗ブランドに真っ向から立ち向かう為に「他社製の何よりも速く走るミニカー」という他社が重要していなかった走行性能に着目し、1968年に登場した「ホットウィール」はアメリカだけで無く世界中でヒットし他社にも多大な影響を与えた。

 

 

トミカ

トミカが発売された1970年代当時、日本国内には国産車のミニカーを作るメーカーが少なく、輸入される海外ブランドしか存在しなかった。この状況を利用し、マッチボックスを参考にして国産車の3インチミニカーとして1970年に発売されたのがトミカである。トミカと呼ばれる由来は、会社名のトミーも創業者の富山幹太郎の姓から来ている為「トミーのミニカー」で「トミカ」となったらしいです。

 

要するにマッチボックスの創業者の子供が居なければ、3インチミニカーも存在しなかったと言えますねww